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October 16, 2020

関西機械貿易「手のひら計算機ソロ(SOLO) 」

 このSOLOという手動計算器はさほど珍しいものではないものの、どうも出自がわからないとつまらないので、しばらく前に説明書はないものの箱付きカバー付きで初めて入手したものです。関西機械貿易という大阪方面の会社が扱っていたもので、もちろん自社製造ではなく東大阪あたりに製造委託、もしくはどこかの企業の持ち込みなのでしょうね。他の歯車繰り上がり式手動計算器同様に日本ではそろばんの計算速度にはついて行けず、よほどそろばんの苦手な人以外には見向きもされなかったのでしょうが、庶民でも手が届く電卓のカシオミニが出てくるまでそこそこの需要はあったようですが、大部分、海を渡ってそろばんの無いアメリカに輸出され、貴重な外貨を稼いだようです。SOLOにはボディカラーがグレーとこのグリーンの2色が存在したようで、桁を間違えないように3桁ごとにホイールの色を変えてあるのが実にわかりやすいです。さらにミックラー加算器のようなラック引きのタイプはマイナスの計算のときは一番大きな桁から0を引いていき、さらに最後に1を引くという動作をしなければ正しい数値が表示されないものの、このホイールタイプは引きたい数値はその数字を逆に上の方に回すだけ。なので加減が交互に来るような計算には圧倒的に強いという利点があります。「手のひら計算機」がキャッチフレーズのソロですが、机の上に置いておき、普段は付属のビニールカバーを掛けておくというのは、当時のタイガー計算機あたりと同じような扱いだったのでしょうか。

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