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December 13, 2021

呪いのアンテナ再度設置

 こちら8エリアは例年に比べて根雪になるのが遅く、さらに日中も最高気温が10度くらいまで上がる日もあったため、例の呪いのダイポールアンテナを一度降ろしました。そしてローディングコイルの接続部分やバランとエレメントの接触部分などどうせ組み立ててから一度も整備していないだろうことも容易に想像出来たので、接続部分を磨いて表面酸化部分を落とし、ステンレスの5x15mmのボルトやナットはすべて新品にして導電コンパウンドを塗った後に再組み立てし、バランの部分からエレメント末端の導通を確認しました。
 そして、再び屋根に上げて逆Vに張り直したのちにリグに接続し、リグに火を入れ(真空管機なもんで)て、SWRのチェックを始めると、7MHzは見事に落ちましたが3.5MHzが落ちてくれません。ちょっと「がっかりだよ!」なのですが、もはや原因としては接触不良意外に考えられず、ワイヤーエレメントとローディングコイルを接続するための金具は2本のビスで止められているものの、本来はエレメントを抜いて磨き直してしまうところ、たぶん大丈夫だろうとビスの頭に導電コンパウンドを塗っただけですませてしまったところに根本的な問題があるようです。このワイヤーエレメントと金具の接続箇所は左右のエレメントで4箇所。更に寒さをもたらす発達した低気圧もやってきて、もう屋根に上るのも嫌だなあと思っているところに雪まで薄っすらと積もってしまいました。こりゃやはり春までダメそうな。
 それでも7MHzのダイポールアンテナとしては使えますけど、それじゃあ以前の自作7MHzダイポールアンテナを張っていた環境と変わりありません(汗) それでも出力を掛けなければ3.5MHzのワッチ用としては申し分なく、以前のCP-6では地元のOMさんが相手をしている局の信号がノイズに掻き消されてまったくわからなかったものが、今やかなり弱い信号でも聞き取れるようになりました。ただ、受信だけでは何の意味もありませんが、3エリアあたりでじじいの世間話的なローカルラグチュー‎に使われている実態はよくわかりましたぞ(笑)

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