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June 05, 2022

超・久しぶりに430MHzで交信

 前回、430MHzで交信したのが何年前なのかもわからないくらい久しぶりに市外の局と交信してしまいました。というのもどうも430MHzはあまり相性が良くないみたいで、どちらかというと今の季節の興味は50MHzでEスポが開いているかどうかというほうに傾いてしまいます。そのため、430MHzのメインチャンネルをつけっぱなしにしていることなどまったくというほどなく、モービルこそ20W機ですが、シャックで使用している無線機は古い10WのFM専用モービル機のみ。そして430MHzは平日はトラックドライバーのコールサインを言わない無駄話の広場になり、休日は沈黙のバンドに思えるのはアンテナ等の原因で当方があんまり電波を拾えていないだけではありますまい。その「沈黙のメインチャンネル」の430MHzは現在では144MHz以上にこちらではアマチュア無線に常用されていない気がします。もっとも八木の4本スタックでも立ててダクト発生時の遠距離通信を狙うという楽しみ方もありますが、相変わらずの貧乏無線局向きの運用ではありません。ただ、モービルアンテナと変わらない利得の屋根上GPアンテナで9月から10月の始めころ、海水温と大気温度の逆転現象でダクトが発生した際に対岸7エリアの局とがんがん交信できた430MHzならではの経験もあり、こういう非日常が体験できる周波数帯としても面白いとは思うのですが。その430MHzで久しぶりに交信しました。というのも何年か前にNYPで2局くらい交信した事はあったものの、市外の比較的遠距離との交信は15年以上間が空いていると思います。というのもあまりにも使っていない無線機に火を入れてメインチャンネルワッチで一分もしないうちにCQの声が聞こえたのです。それもかなり遠くからのようだと思ったら道南は七飯町ポータブルと言っているので10Wで届くかどうかわかなかったもののコールバックを入れました。おそらくは道南エリア最高峰の横津岳山頂からのハンディ5Wの運用だそうで相手信号52。こちらの信号は57で交信成立。本格的に山頂に居座って運用というわけではなくハンディ機をお供に登山にやってきたという感じらしく数局と交信してQRTしてしまいましたが、さすがは道南で、ハンディ機で7エリアの青森市あたりとハンディのアンテナで交信できていたようです。まあ横津岳に登らないまでも函館郊外にはきじひき高原という移動局運用スポットがあり、50MHzあたりでGWが伸びれば7エリアのかなり奥まで電波が届いているらしく、平担地ばかりで市内の移動運用先に窮するうちの街とは大違い。この移動運用最適地の有無が函館エリアに無線人口数が多い一つの原因にもなっているようなのです。実に羨ましい(笑)

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